市場本通りにある歴史ある御菓子屋さん「外間製菓所」

2022年7月時点の内容です。現在はお店が改装されています。

現在は改装がされてキッチンスペースを間借りできるトライアルキッチンが併設した店舗としてリニューアルしています。

壺屋の窯元に用事があった時に、それまで時間があったので市場通りをブラブラしていました。そんな時に見かけたお菓子屋さんについてです。

当日の様子の動画も公開しています。(「外間製菓所」の紹介シーンから再生されます)

市場本通り(まちぐゎー)にある歴史ある御菓子屋さん

外間製菓所は牧志の市場本通り沿いにあります。国際通り側から見て、ドンキホーテ横のアーケード通りのところです。

戦後間もない1953年から三代にわたって営業されているそうです。

元気の良いお姉さんが対応してくれました。

まんじゅう好きの部長はやぶれ饅頭を購入!1個108円です。

POINT

やぶれ饅頭

やぶれ饅頭は宮崎県延岡市が有名な御菓子。
小麦粉で作った皮のところどころから、中の餡が見える薄皮まんじゅうで、文字通り破れるほどに餡がたくさん詰まっているというわれるお菓子です。

私はこんぺんのゴマとピーナッツ、そしてちんすこうを買いました。

POINT

こんぺん

琉球の時代から伝わる伝統的な沖縄のお菓子。お店によって「くんぺん」とも呼ばれていたりします。個人的には月餅の感じに近いかなと。
外間製菓所のこんぺんは那覇市長賞・優秀賞を受賞しているそう。少し小ぶりで食べやすい。ゴマ味とピーナッツ味があります。

鮮やかな縁結び祝い菓子

一画には鮮やかでちょっと高級感のある御菓子が並びます。お店のお姉さんの話によると沖縄では結納などお祝いの時に贈られるそうです。

結び切りの形をしたこの御菓子は松風(まちかじ)と伝統的なお菓子。一つひとつ職人さんの手作りです。

このお菓子は外間製菓所のロゴマークのモチーフになっています。

POINT
外間製菓所オンラインショップより引用
ロゴのモチーフにも

松風(まちかじ)

表面に胡麻をあしらった、縁結びを表現した結び切りのデザインのせんべい菓子。
焼き上げた時は板状で、焼き上がりの柔らかい状態の時に手作業で形にして冷まして作られます。

お菓子作り体験は今はお休み中

実は外間製菓所のことはお菓子作り体験をした人のtwitterで見かけたりしていたんですが、現在はコロナウイルスの流行してからはお休み中だそうで、この時にお話伺った限りでは(2022年7月時点)再開見込みはないようでした。

公式サイトにはまだ情報がありますので、気になる方はお問い合わせしてみても良いかもしれません。

早速食べます

早速食べるために裏通りへ。まず部長はやぶれ饅頭を食べました。

部長はよくスーパーで見かけるヤマザキの和菓子をよく食べるそうですが、あれ結構甘いんですよね。
でも外間製菓のまんじゅうは甘さが控えめで上品な感じ・・・。

ちなみに自分もピーナッツ味のこんぺんをいただきました。定番の味、美味しいです。

店舗情報

  • 店名:外間製菓所(ほかませいかしょ)
  • 住所:沖縄県那覇市牧志3丁目1−1市場本通り
  • 営業時間:9:00~16:00
  • 定休日:日曜日・正月三が日
  • TEL:098-863-0252
  • 公式サイト:https://hokamaseika.com/(オンラインショップ)