この日、僕と部員の堀内は育陶園さんに用事があって向かっていたのですが、壺屋通りに入ってすぐのところにある「壺屋焼物博物館」にすーーーと惹かれて、気がついたら入館していました。この日が無料開館なのは後から知ったことで、実は外が暑くて、どこかで涼みたい!!予定より早く着いたので育陶園さんのところへも行けず、、、で、「壺屋焼物博物館」に入館しました。
「無料開館」の日は全く混雑していない
地元の人は行かないんでしょうか?とにかく空いていました。でも、混雑していないのが相まって、ふらっと入館しましたが、しっかり見ていくかってことに!動画も撮影させてもらいました。
ちなみに利用料金について、通常は・・・
- 一般・・・350円
- 大学生、高校生、中学生、小学生、未就学児・・・無料!
さすが市営!良心的な料金設定です。
店内は広くないけど品数充実です。
1階の受付を過ぎるとちょっとした物販スペースが!
箸置きはなんと100円!手ぬぐいは1,000円で販売しています。特に箸置きは100円って安すぎ!しかもちょいっとアイデア商品です。手ぬぐいはお土産に良さそうですね。
では、館内の紹介です!
沖縄の焼物の始まりは、なんと6,600年前から!出土された貴重な壺が展示されています。
12世紀(1,100年代)の焼物を見て堀内部員が一言
堀内部員「わりと最近のものですねー」
いやいや、900年以上前の壺ですよ!って思ったんですけど、確かに6,600年前から焼物の歴史があるのだったら、12世紀は最近のことみたいに感じますよね。
貴重な壺がきれいな状態で展示されています。
1682年がポイントのようです。堀内部員が解説しています。
壺屋焼の二大種類って??
壺屋焼には上焼(じょうやち)と荒焼(あらやち)の二種類があるようで、釉薬をかけて焼き上げたものが上焼、釉薬をかけないで焼いた物が荒焼とのことです。調べてみると大きな酒瓶等が荒焼のようです。釉薬をつけないで焼くっていうと素焼きのようなものを想像しますが、だいぶ違いますね、
基本的には展示物には触れてはいけないのですが、ついつい触ってしまいそうになるので注意が必要です。
実際に堀内部員が触りそうになりました。
琉球王国の時代のコーナーがあります。本当に当時の物なのか疑問に思うくらい綺麗な状態で展示していますので、関心のある方は必見!
そして、現代の作品!1枚目の地球のような作品はみるからに値打ちある芸術品。2枚目のToshiko Takaezuさん。日系移民の家系でハワイで生まれたの陶芸家です。師匠は陶芸家のクロード・ホランさんとのこと。沖縄県民の家系ということで「やちむん」の博物館に展示されています。
「やちむん=焼物」ということですが、もともと沖縄県民という点があれば作風は関係なく「やちむん」なんだ!!って学びました。だってTakaezuさんの師匠はハワイの方ですからね。
動画にまとめました!
施設情報
- 施設名:那覇市壺屋焼物博物館
- 住所:〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1丁目9番32号
- 営業時間:10:00〜18:00 (最終入館は17:30まで)
- 定休日:なし
- TEL:098-862-3761
- 公式サイト:http://www.edu.city.naha.okinawa.jp/tsuboya/index.html